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太陽光発電って実際どうなの??

外観からは分からないけど「新町の自邸」にも太陽光発電用のソーラーパネルが屋根に設置してあります。


平らな陸屋根は発電効率も悪くなる傾向があるため、信頼できる施工業者さんと値段だけではなく、設置方法と発電効率の良いパネルを選定が必要です。



ところで
実際の我が家の発電状況は・・・

【半年間(5月~10月)】
平均売電価格 17,000円/月でした。
これであれば、10年そこそこで設置価格も相殺できるし、毎月支払っていた電気代がプラスになって振込まれる。
メリットはたくさんあります。

しかし・・・

一番大切なことはソーラーパネル自体の信頼性と施工方法です。
海外製の安いパネルはいくらでもあり、いい加減な施工(工事)で問題になっているもの事実。
10年・20年・30年と変らず発電してはじめて設置した意味、価値が出てきます。

家と同じ、風雨にさらされる物であり「メンテフリー」ではないことを十分に理解することが必要です。


当社では専門知識を持った施工業者と太陽光発電についても相談に乗っています。
気になる方は、お問い合わせフォームより、ご相談ください。


ヒートショックで亡くなる人は交通事故死の約3.8倍!?

寒い季節がやってきます。
ところで『ヒートショック』をご存知ですか?
急激な温度変化での血圧の急変により脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすことで、家庭内での死亡事故は実に交通事故死の約3.8倍だそうです。

特に冬の住宅内では暖かいリビングから、まだ冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動するときが要注意であり、北海道が一番疾患リスクが少ないそうです。
なぜかと言うと、冬場寒い北海道は住宅の断熱性が優れており年間を通して室内温度変化が少ないのです。

当社では標準仕様で高断熱材を使用しており、『岡崎宇頭の家』では土壌蓄熱式床暖房も設計しております。


土壌蓄熱式床暖房施工写真

夏場は風通しをよくし、冬は室内温度差を減らす。
冬場は部屋を暖めるのではなく、家全体を暖めることで、疾患リスクも減り病気もしにくくなり、医療費の削減に、そして断熱性を高めることで冷暖房費も節減できます。


土壌蓄熱式床暖房イメージ

気になる方は、お問い合わせフォームより、ご相談ください。


以外と知らない『結露』の話

『結露』は大きく分けるとこの2種類に分かれます。
『表面結露』:一般的によく目にする、冬場の窓ガラスに付く水滴や押入の中の壁などの湿気
『内部結露』:屋根(小屋裏)や壁の内部で発生する結露


結露している窓ガラス(イメージ)


一般的な『表面結露』は居住者(住人)の『住み方』が原因で対策も容易なので、今回は『内部結露』についてのお話です。
と言うのも先日、雨漏りと結露の違いについて、ある講習会に参加してきました。
その中で、裁判沙汰になっているものなどの事例を交えた講習で、是非知っておきたいことを説明します。

『結露』は冬場以外でも発生している!!
結露とは固体状態における物質の表面、または内部で空気中の水蒸気が凝縮する現象のこと。(Wikipediaより)
したがって、表面温度と相対湿度がある一定の露点温度以下になれば、いつでも結露すると言うことです。
例えば、春先の屋根面の温度が45度で小屋裏の湿度が85.6%であれば42度以下の場所では結露するということになります。

小難しい話はさておき、簡単に言えば、壁や屋根でしっかりと換気が出来ていなければ、木材や断熱材等の腐敗や劣化が進み、建物の寿命が短くなると言うことです。
こんな経験がある方は要注意!
・雨が降っていないのに軒先から水がポタポタと垂れてくる。
・夏場、小屋裏を覗くとムッとする。(メガネがくもる)
近年、建物の気密化が進み、昔の家のような隙間風がなくなったもの原因のひとつだとも言われています。


内部結露により腐食した野字板


台風の影響で飛ばされた屋根材

このように内部結露によって下地の木が腐り劣化が進んだ結果、釘が効かなくなり屋根が飛ばされてしまうこともあります。
『結露』はカビなどの発生による人体への悪影響だけではなく、建物にとっても悪影響であることを認識していただき、自らできる対策は自分で行い、専門家でなければできない対策は専門家へ相談。
そして、建物も健康と同じで早期点検、早期対策が重要です!


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